mioQRとは

mioQRは、持病のある人がひとりで外出中に急に体調が悪化したとき、救急隊へ伝えたいことを代わりに伝えてくれるサービスです。

救急搬送時に自分の持病やかかりつけ病院の情報が伝えられないとどうなるのだろう
不安があって外出を控えてしまう方でも、mioQRがあればあなたの代わりに大事な情報を伝えることができます。

救急隊は、搬送する際にまず保険証を確認します。
そこで、mioQRは保険証にQRコードを被せるかたちになっています。読み取ってもらうことで、情報を伝えることができます。

病気の情報を紙に書くことでも伝えられるかもしれませんが、かさばるため保険証とセットにすることは難しく、他の場所に保管しても見つけてもらえる確率は高くありません。
また、スマホのアプリに情報を入れていても、自身の意識がない場合はスマホのロックを解除できず役に立ちません。

救急隊が発見しやすく、情報を読み取れる。それがmioQRです。

体調が悪くなったときに起こりうること

救急車を呼んだことはありますか?

119番に電話して救急車が到着すると、救急隊員が状態を確認し、最寄りの救急病院に受け入れ可否の電話をします。

その際に必要なものが『本人の情報』です。

名前、年齢、意識レベルの情報が最低限必要なのですが、持病がある方がこの3つの情報のみで搬送された場合、到着した病院では対処できないことがあります。

さらに難病がある場合は特殊な処置が必要となってくるため、搬送されたものの処置ができる科や先生がいないことで、別の病院へ搬送という事態も起こり得ます。

一刻も早い処置が必要となる病気の場合、再搬送されている間に最悪の事態も想定されてしまうのです。

mioQRのつかいかた

mioQRで備えておきましょう。

mioQRにプリントされているQRコードには、以下のような救急搬送時に必要な情報を登録することができます。

  • 持病に関すること
  • 通院歴、かかりつけ病院の情報
  • 飲んでいる薬
  • アレルギー
  • 起こしやすい発作

そのため、素早くかかりつけ病院との連携がとれ、病状にあわせた対応が期待できます。

また、『利用者本人が緊急時に伝えたいこと』も登録できるため、個別の事情なども本人のかわりに救急隊員や病院に伝えることができます。

実際のページは、以下のリンクから開いて確認することができます。

サンプルページ

mioQRの特徴

1. 救急隊に伝えるデザイン

持病のある方向けのサポートツールは様々です。ただ、救急車を呼ぶほどの危機的な状況で最も大切なことは『伝えたい情報を救急隊に伝える』=『情報を見つけてもらう』ことです。準備していても見つけてもらえなかったら意味がありません。

mioQRは、実際に救急隊へ必要な情報は何かを確認しています。これにより、安心だけではなく実際に活用されやすいサービスとなっています。

2. 必要な情報だけを厳選

mioQRに登録できる情報は、必要最低限の項目としています。

どんな情報を持ち歩けば良いかわからないと、不安で色々な情報を記載しすぎてしまうもの。多すぎる情報は、時に混乱を招いてしまいます。

mioQRの登録項目は、実際に医療関係者へ必要な情報を確認しているからこそ、シンプルになっています。また、登録時にはより良い書き方に仕上げるサポートも行っています。

3. 情報の書き換えが容易

自分の医療情報を印刷したり、お薬手帳をコピーして持ち歩くことで、もしもの際の情報として備えることもできます。

一方で、内容に変更があった場合に都度書き換えて印刷する手間が発生します。

また、情報が多いと紙が何枚にもなり、持ち運ぶことが難しくなります。

mioQRはWeb上に情報を登録するため、簡単に情報を更新することが可能です。

mioQRの優れたポイント

mioQRは外出時に救急隊に搬送される際、特に意識がない場合などにも必要な情報を伝えることを目的にしています。
そのため、3つのポイントに特化しています。

  • 救急隊に情報を見つけてもらえること
  • 本人に意識がなくても情報が参照できること
  • 必要な情報を伝えること

mioQRふたつのあんしん

不安を抱えて生活している方へ、2つの種類の『あんしん』をご提供します。

mioQR

ひとつは基本のmioQR

これはご自身の身分証明書とともに財布の中に入れて
持ち歩いていただくタイプです。

mioCard

もうひとつはご自宅で過ごす時間にも安心なmioCard

mioQRをご利用の方向けのオプションサービスです。

mioQRにご登録いただいた情報を印刷、ラミネート加工してあります。

冷蔵庫や玄関のドアなどの見やすい場所に貼るA4サイズになっています。自宅にいる時も安心を。

登録データの保管について


mioQRでは、登録されるデータを救急隊が迅速に参照するためインターネット上の公開された場所に保管しています。
登録データ以外の個人情報(商品の送付先等)は厳重に管理しておりますのでご安心ください。

救急隊に提供するために登録した情報は、インターネット上に保存しています。例えば、かかりつけ医や持病の情報がすぐに確認できることは、緊急時において非常に重要です。

情報は暗号化せずに保存されますが、これはmioQRの機能を最大化するために必要です。
情報を保護してしまうと、救急隊が情報を参照することができません。

例えばパスワードをかけると情報は保護されますが、意識がない状態ではそれを伝えることができません。

サービスの特性上、迅速なアクセスが求められるためこのような対応を行っています。そのため、登録する情報はインターネット上に公開されて問題ない範囲でご自身で判断いただきますようお願いしております。

あなたのカルテをもちあるき。

mioQRで安心して外出できる生活を───。

サービス説明会での声

・救急外来の先生は難病について詳しくない先生もいらっしゃるので、自分自身でしっかり伝えることが大事だと聞いた。緊急時にそのように対応したいが、自信がない。この商品に頼りたい。

S様

・緊急搬送時にこれがあれば便利だったと思う。家族の説明も足りなかったし、搬送者も理解不足だった。自分の身は自分で守りたい。

M様

・ひとりで外出することが多いため、「今ここで倒れたら」と考えると恐ろしく、想像しないようにしてきた。その不安が抑えられるだけでかなり楽になりそう。

I様

運営団体について

Commjukという団体で運営しています。